たまには少し愚痴らせてください

今日は研究室の司法試験合格祝賀会がありました。
日比谷公園の中にある結構豪華なフランスレストランでやったわけなんですが。

まあね。なんとも研究室の連中がつくづくいやになりました。

同期の子がいるんですけど、その子がどうも研究室の連中からあまりよく思われていないらしくて。
ある子なんかその子の話題が出てきただけで席を立つくらいですから、その嫌われっぷりは相当なのです。

しかも研究室の先輩が「あいつは(司法試験を受ける人間として)もう駄目だね」っていったらしいです。
理由は礼儀を知らないから、だとか。

でもね、おいらは個人的にはその子はほかの室員よりもずっと頭が回るなって思っていて、礼儀だけで「こいつはだめ」っていうのはちょっとひどいと思うんです。他にもかけているところがあるんじゃないかとかいわれそうですが、それならほかの先輩や同期のほうが、よっぽど人間としていびつなんじゃないか(無理やりお酒を飲ませて酔いつぶれさせて家に帰れなくさせたりとか、ね)とか思いますけど。

しかもそんなことを言われているなんて本人は知りません。まあ、知らないから陰口をたたくことができるんですけど。

もし、本当に礼儀をわきまえない子なら、本人に言ってあげるべきで、仲間外れにするのはどうかなという気がします。仲間にする価値もないって言えばそれまでですけど。そこまでは本人の能力の問題ですからよくわかりません。ただ、彼は接客業のアルバイトを始めたりしたので、もしかすると形式的な礼儀は身につくかもしれません。というかまだ18歳ですし。


しかし、こんなことは研究室的には至極当然のことなのです。
司法試験の研究室とはいえ実際に司法試験に合格するのは同期のうち3,4人です。そのほかの人たちは全員ほかの道に進むことになります。

そうなってくると、同期の中でも「こいつは使える」「こいつはだめなやつだ」という話がだんだん広まってきます。それだけ同期の中での競争が熾烈なので、ほかのだめなやつを見つけてさらしものにしたくなるのかも知れません。
もしくは、頭の出来がよろしいのでほかのばかなやつを見つけると相手にしたくなくなるのかもしれません。
それがさらに先輩の判断も加わって、だめのレッテルを張られた人間はだんだん研究室にいられなくなって最終的にはやめてしまうわけです。


悲しくなりました。
いずれにしても結構過酷な環境かもしれません。




今日、決めました。
あんなやつらには絶対負けません。