できる人の要件

なんつうか、最近ブログの趣向を変えようかなとか何とか思いはじめていたりして。っていうのも、げんしけんのみんなのブログが面白くて、ぼくにはそう頑張って逆立ちしてみたとしても、まあ、そんなに面白い記事かけるわけないよね、って感情を抱いていたりして、そんな同じ領域で勝負するよりも、もっと痒いところに手が届くような実用的なブログを目指してみようとか、考え始めたわけ。
今までもいろいろとブログの方針は迷走しっぱなしだったんだけど、これからも迷走を続けていくと思うから、生温かい目で見守ってやってください。


閑話休題


さてさて、今日が選挙だからってわけじゃないけど、できる人になるための要件を考えてみたよ他のサイトからインスパイアされてみたよ。
要件は3つ。多分巷に跋扈してる自己啓発本の類はしょせんこのレベルに還元できる程度だろうから、3つほど意識しといたら十分ないんじゃないかというのが正直なところ。

1、地道に努力ができる。
大学受験で言うと、英単語帳を毎日読んで覚えたり、日本史の用語集を毎日見て覚えることが続けられる、っていう能力だよね。要するに個人的にはつまらなくて必要ないように思われたとしても、それを毎日少しずつでも続けていくことができる能力のこと。
人間、好きなことならいくらでも毎日できるんだと思う。実際、自分に翻って考えてみて、ネットとかでだらだら時間だけ過ごすっていう時間の使い方は抵抗なくやってるもんね。好きなこと、というか、不快ではないことなら長時間続けることは出来るんだろうけど、好きでもないことを長時間やり続ける意志力はすごいと思う。学校の定期テストの成績は良かったけど、模試になるとイマイチってタイプの人はこういう人なんじゃないかな。

2、道筋が見える・勘がいい
何か物事をするとして、それの肝心かなめの部分を見通して、その実現には何が必要で、どういうことをすればいいかがすぐにわかる能力のこと。考えようによっては一番頭がいいのかもしれない。多分、物事の本質をすぐに理解できるから、物事の見込みも早いし、発想も多くのパターンが生まれるんだと思う。頭の回転が速い人っていうのはこのタイプなんだろうけど、その本質を見通してからができる人になるためには重要。

3、要領がいい
実現するまでの道のりを、不要なコストなしに最短ルートで進むことができる能力。必要なものは深く突き詰め、必要ないものはそぎ落とす。そういうことができるかどうかの能力。相手がどういうことを聞いてくるのか、という観点から分析することで得られるものだから、物事に必要な基準を外に求める姿勢を持ってるってことだし、独りよがりな姿勢から脱することはできるよね。


はっきり言って、この3つがどれか一つあるだけでは、「若干すごい人」レベルで終わってしまうこと必須なので、できる人になるためには、やっぱりこの3つのすべてを持っておくことが必要なんだろうなあ。・・・難しいけど。ただ、直感的に3つほとんどを持ってる人は同じ年に生まれた人の中で2〜3000人くらいはいるような気がするよね。

さて、で、こういう能力をどうやって開発していくかなんだけど、結局いろいろな事例から読んだ人が「うおおおお、これは自分にあてまるぜぇぇぇぇええええ!!!」って思うってことがないと、いろいろな能力に自覚的になれないと思うわけですよね。世の中に似たような自己啓発本がたくさん出回っているのも、問題意識を持ってはいるのだけれど、なかなかそれを変えられないという人がたくさんの本を買うという無限ループが続いてるからでしょうし。無限ループに入ってしまうくらい、問題意識を持ってからそれを変えていくっていうのは難しいことですし、それだけたくさんの人が苦労してるってことがいえます(もしかしたら、本を買ってるうちに自分の中の理想が高くなってるってだけかもしれないけどw)。

「おい、お前、結局解決策示してないじゃんか」っていう反応をされる読者の方も多いと思うんだけど、今回はこの辺で。
そもそも個人の資質によるのに、個人を見ないでそんな方法わかるわけないっていうね。



<追記>
最初「インスパイア」を「インスパイヤ」って書いてたら、表記方法が古いって言われた。年だから仕方ない。

<追記2>
かしこい人になると、賢さをひけらかすようなことはしない。むしろ、プレゼンとかでも、敢えて突っ込まれる点を作っておいて、議論が起こってみんなの意欲が増すように設定してあったりする。天才の考えてることはわからないです。