ふるさと納税の話

お久しぶりです。
今日は最近ネットでも比較的よく取り上げられているふるさと納税の制度について、このブログでもちょっと取り上げてみようかなと思います。

まあそもそもふるさと納税とはなんぞやという話なんですが、任意の自治体に任意の金額を自主的に納める制度、なんというかWikipedia見てもらえればわかるようにこれ税金というか単なる寄付制度なんですね。

寄付行為であることから、2つの重要なメリットを得ることができます。

<メリットその1>
もともと寄付行為については寄付金額に応じて各種税金の控除額が拡大する制度がありますので、寄付行為であるふるさと納税についても寄付金額に応じて控除額が拡大します。
ただしこれはサラリーマンのいわゆる年末調整では申告できず、確定申告に行ってくる必要があります。忘れないようにしましょう。

<メリットその2>
寄付金なので、「ふるさと」という名称はついてますが別にどこの自治体にふるさと納税してもいいですし、寄付金税制として制度設計している自治体では一定額以上を支払うことを条件に何らかの特典を用意していることがあります。自治体によっては特典が支払うお金と同等かそれ以上の価値があるものだったりすることも…。

現在の制度設計を見る限りよほど国はふるさと納税インセンティブを高めようとしているように思われます。我々からすればやった分確実に得するわけですから。(控除をされる側の自治体にとってはお気の毒としかいいようがありませんが、そこはぼくたちが今すぐどうこうできる話じゃないんで勘弁して下さい。)

とまあ、そんなこんなでちょっと手間はかかるけど何かのきっかけがあるならやってみようと前々から思っていたところ、去年満期を迎えた保険があるせいで今年確定申告に行かないといけないということに気づいたので、なんだどっちみち確定申告行かないといけないならせっかくだしふるさと納税やろうかなという感じで、最近実家に帰った時にやってきたわけです。

やり方といっても、寄付したい市役所の税務課に行って「あのー、ふるさと納税したいんですけど」って申し出るだけです(たぶんネットでもなにかしらできるとは思うんですが。ググるべし。)。そうすると様式をくれるので、寄付したい金額か納付先の金融機関を指定するとか様式を一通り埋めて提出します。
そうするとしばらくしたら提出先の自治体から納付書が届くのでそれをもって金融機関に寄付に行きます。
ぼくの実家のある町は特産物の詰め合わせセットを特典としてもらえました。5,000円以上の寄付で5,000円相当のセットをプレゼントということだったので、5,000円寄付してきました。ちなみに税金の控除の対象となるのは2,000円以上なので注意しましょう。
あとは確定申告だけは忘れずに行くようにしましょう。

ふるさと納税については、自治体の特典をランキング付けしているサイトがあるので単純に特典目当てであれば参考にしてみてもいいかもしれませんね(無論制度の本旨にあってるかといえば微妙ですけど。まあささいな問題でしょう。)。

世知辛い世の中ですし、いろいろ頑張っていきます。