サリンジャーの誕生日

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今日アメリカの作家サリンジャーが90歳の誕生日を迎えたらしい。
サリンジャーといえば「ライ麦畑でつかまえて」なのだろうが(というかそれしか知らないw)、あの本、確か読んだけれど、妹思いの大学生がいろいろなことを他人のせいにして自堕落になる話で、全然好きになれなかった。というか、読んでてイライラした。
もっと感受性の強い人が読むとおもしろいんだろうけれど、ぼくは今よりも感受性が強かったかもしれない中学生の時ですら「はぁ」、という読後感だったので、今読んだらなおさらイミフになるかもしれない。
GSKの方々は感受性豊かな人が多そうなのでオヌヌメ

サリンジャーは50年くらい前に本を出してからほとんど公の前には姿を現してなくて、最後にインタビューに答えたのももう40年くらい前の事らしい。
ただ、本人いわく「本を書くのは好き。今後は他の人のためではなく、自分のために本を書いていきたい。」と語っているから、一人で隠居生活を行っていても本は書いているようだ。
アーヴィングなんかはサリンジャーと付き合いがあるみたいだから知ってるかもしれないけれど、サリンジャーが亡くなったらたぶん原稿の隠し場所争奪戦が始まるんだろうなあ、と予想。息子さんがいるっぽいからその人に印税はいるのかしらん。

さんざん酷評してるけれど、もし新原稿が出てきたらサリンジャーを読んでみようかななんて思う。
それではサリンジャーさんお元気で。