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今日の会合では、新入生の原稿を読まさせていただきました。
時間も十分になくてすべての原稿を読むことはできなかったのですが、読んだ原稿に関しては名前入りでコメントをさせてもらいました(今日の会合で、あとから来ておいて名前を書いたほうがいいとか突然言いだしたりしてすみませんでした。匿名・記名に関しては個人の自由ですよね。ぼくに関しては、個人的に自分の名前を書いたほうがいいと思いましたので、記名させてもらいました。)。


ただ、新入生の人もいろいろ書かれても、どうしてコメントのようなことを言われているのかわからないと思うので、あくまでも個人の見方というのを書いておこうと思います。


今回の原稿に関しては、「自分の好きな作品」について書いてきてください、という指示がなされていたと思うので、個人的には「好き!」がよく伝わってくる原稿がいいなあと思ってみてました。

具体的には、形式面で言うと好きなところが強調されるような形式であることを見てました。文章をどんな形式で書いても自由なんですが、そのテーマテーマによって、向いている形式・向いていない形式というのはあるように思います。たとえば、Aさん、Bさん、Cさんの対話形式で進めるような形式の場合は「作品を人に紹介する・人を多く紹介させていろいろな側面からの情報を紹介する」というテーマに向いているように思います。今回の好きな作品の紹介というのなら、一人称だったり、いろいろ形式も考えられるかな、と思います。

内容としては、この作品のこのあたりが好き!みたいなことを熱く・若干こっちが引くくらいに書いていただけたらなぁと思いました。好きなシーンとかは図版を入れたりするときれいだと思います。また、よく似た作品との比較とかして、それと違ってここが面白い!みたいなのを書いてみても面白いかもしれません。ただ、比較を書く際は「比較の方向性を明確にする(どことどこを比較するか)」、「比較の基準を明確にする(何を基準に比較するか)」をしないとgdgdになってしまうので、、難しいかもしれないです。


以上、書いてみたのはぼくの個人的な見方です。


それに加えてのことなんですが、結局どの人が見てもこれはいいと思えるような文章って自分一人ではなかなか書けないわけで、いい文章を作るには、自分なりの基準で頑張って書いてみた後に、できるだけたくさんの人に読んでもらって感想をもらうことが大切だと思います。そこで最大公約数的な面白さを目指すもよし、一部の限られた人たちには受けるニッチな面白さを目指してもいいし、それは自由だと思います。

ただ、そのレベルに行くまでに自分ひとりで画面に向かって、「他の人に読んでもらえて、自分の伝えたいことが伝わるような文章ってどうやって書いたらいいかな?」って考えてみることが必要になると思います。そこで上みたいに、書き方を分析してみたわけですが・・・


難しいことを言いすぎたような気もしますが、そこまで気負わずに、でも文章書く前には「自分の書きたいことが読者に伝わって、かつ、読者がお金払って読みたいと思えるような内容(ブログレベルじゃなくてね)を書くには、どうしたらいいかな」って考えることが大切なんだと思います。


ここまで上から目線で好き勝手に言いたいことばっかり言って、貴様何さまなんだよ!ボケ!っていうお怒りもごもっともなんですが、僕としても今まで書いてきたようなことは、自分でもまだまだなかなか実践できないことで、これから頑張っていきたいと思っていることです。

みんなと一緒に頑張っていきたいと思っています。